遠近両用レンズで大事なのは
①レンズの度数
②レンズの性能
③メガネの調整具合です。
度数は良くてもメガネが大きく歪んでる人をよく見かけます。しっかり調整されたメガネを掛けた方がいいですヨ!
左の図のように見る位置により度数の作用が違います。上部は遠方に焦点が合っていて、中間部は中間用に焦点が合っています。下部は本など近方を見る部分になります。近くの見える範囲は小さく若い時のようには見えませんが、慣れるとスムーズに見えるようになります。
【←図より】
上が両面複合設計レンズの工程
下が外面累進設計(安価な遠近)レンズの工程
レンズ工程により見え方の範囲や歪みが違い、同じ両面複合設計レンズもいくつかランクがあります。安いレンズは設計が古いため工程が少ないですネ。
地球上には、2人として同じ目を持つ人は存在しません。そこで2ヵ月にわたりコンピュータを24時間フル稼働させて、何億通りにも及ぶ目とレンズの組み合わせを検証します。さらに4ヶ月間、日本人を対象としたモニタリングを実施。そうした検証とモニタリングを数年間絶えず繰り返して、ようやく1つのメガネレンズの製品化に到達します。
ただし、1人ひとりに最適な視界をご提供するための作業は、それで終わるわけではありません。製品というベースはありますが、実際にお客さまにお渡しするレンズは、ご注文を頂いてからすべて個別に設計します。数年をかけた研究、開発、そして設計 へのこだわり が、まさに世界にただ1つのメガネレンズに 結晶するのです。
nikonのホームページより